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コモディティー インテリジェンスの予測方法

価格を予測する方法


価格を予測する方法は千通り以上あると思います。古今東西の哲学者や経済学者が、価格の予測ができる方法を考え尽くして実行してきました。彼らを『錬金術師』と呼んでいます。価格の予測ができるということは、お金を産む最短距離です。

相場に勝つためには様々な方法がありますが、大まかに言って三通りに分類できると思います。『テクニカル分析』、『市場内部要因分析』、それに『需給分析』です。どれ一つとってもこれで十分という方法は、数千年の歴史の中で誰も発見していません。

テクニカル分析だけでは相場で勝てないのか


EDFマンというイギリスのファンドは、高いパーフォーマンスを継続的に挙げている数少ないファンドの一つです。EDFマンは、フルオートマチック(コンピューターによる完全自動売買)だと言われていますが、実際のところは、変数や計算方法を毎日手直ししているようです。同じ一つの計算式で価格の予測をすることは不可能なようです。ましてや、巷のコンピューターでRSIだ、ボリンジャーバンドだ、一目均衡表などと言ってみたところで、それで相場に勝っている人は見たことがありませんし、いるはずがありません。なぜなら、一つの法則に当てはまるほど価格の変化は柔(やわ)ではないからです。

どういうことかというと、テクニカル分析はちょっとしたソフトさえあれば、誰でもできることです。逆に言えば、テクニカル分析で商売にするには、スーパーコンピューターを使ってノーベル賞級の数学理論を構築しないと売れないということです。それでさえも、LTCMのように倒産したファンドは無数にあります。ファンドで2ケタの勝率を3年続けることは至難の技だと思います。実際に多くのファンドマネーンジャーが毎年入れ替わっています。

と言いながらも、私の背後にはボリンジャーバンド、一目均衡表の本、デマークのテクニカル分析、などテクニカル分析本がたくさんあります。私もテクニカル分析を全く無視しているわけではありません。

セミナーをやっていると、よくチャート分析の方法を滔々と述べられる方がいらっしゃいます。私は「すごいですね、それで当たるなら是非お続けになられたらいかがですか」と答えています。私に言わせればどんなテクニカル分析でも当たる時もあればはずれる時もあり、その確率は限りなく5分に近いのでコインをトスしたのと変わりないと思っています。

私の情報の背後には、こうしたテクニカル分析のヒントが入っていますが、それをそのまま書いたのでは味も素っ気もないでしょう。私の情報には、政治経済分析、需給要因、チャート分析、内部要因分析も含めた多くの洞察をベースに置き、その上でファンダメンタルを中心に価格の動向を予測するものです。

内部要因と需給分析


内部要因分析の典型例は毎週現地時間金曜日に発表される CFTC(米国商品先物取引委員会)のファンドの建て玉です。これもただ見ただけでは何のことやらさっぱりわからないデータ資料となっています。私の役割 は、毎週月曜日の朝の日課として、これをダウンロードして、自動再計算させ、残玉をグラフ化することにあります。他のサイトでは、単品でしか載っていませんが、私は複合的に判断しています。つまり、金や原油、コーン等の単品のファンドの動きとともに、ユーロ、円、ドルの残高や、米国債2年物、5年物、10年物、30年物等のファンドの残高などの動きを総合的に見ています。

需給分析は、それだけでは気休めに過ぎないかもしれません。しかし、私の40年に及ぶ商品投資の歴史の中で、ファンドの投資手法の研究も含めて、一番信頼できるのは需給分析ではないかと思っています。

商品価格は途中経過では需給通りに価格は動かないことは往々にしてあります。ましてや日計りや数日単位の価格変動は需給を織り込みません。需給が非常にタイトなのに、先物は下落するという内部要因もあります。また、ある商品価格が史上最高の高値を記録することもあります。これらの動きは過去の経験則やテクニカル分析ではなかなか予測できません。過去10年の例に入らない異常な価格変動だからです。ファンダメンタル分析やテクニカル分析、内部要因分析を駆使して、過去にとらわれることなく、パラダイムシフトを考慮して予測する必要があります。商品価格は途中経過ではファンダメンタル通りには動かないとしても、最後に利いてくるのが需給のゆがみだと私は思っています。

一方で金やプラチナの価格予測においては、私のレポートに需給が書かれることはまれです。需給データの発表が、年に数回しかなく、レポートの内容がいつもワールドゴールドカウンシルやジョンソンマッセーの発表に頼ることはできないからです。こうした需給データは背景情報としては常に持っていますが、直近の動きはもっぱら株価や通貨の動きとそれを動かしている背後の経済情報に頼ることとなります。貴金属や原油の動きには、金融的な情報が不可欠です。貴金属は一種の通貨でもあるからです。

逆に、私の石油のレポートは毎週EIA(米国エネルギー情報局)あるいはIEA(国際エネルギー機関)またはOPEC(石油輸出国機構)の情報を載せています。EIAは毎週、IEA、OPECは毎月需給レポートを公表しているからです。石油は貴金属よりも多くの需給情報があります。

もっとたくさんの情報に 恵まれているのはご存知の通り穀物です。週に2回以上、作況や作柄のレポートやエタノールの生産量、南米の生産状況、中国の輸入状況、輸出成約高、輸出検証高 など様々な情報にあふれています。ただし、これらの情報を鵜呑みにすると、価格変動に振り回されることになります。世界中の商品投資家がこれらの情報を発表と同時に見ていますので、価格はその裏をかくことがしばしばだからです。でも、これらの情報を分析せずには、穀物投資はできません。まずファンダメンタル情報ありきです。でもそれだけで価格が動かないところに商品投資の難しさがあります。

以上のご説明のように、情報を発信していきますが、必ずしも私の予測が当たるとは限りません。それでもみなさんがお仕事中にはできないような情報の収集と分析を長年の経験に則って時間をかけて行いますので、少しはみなさんの予測より的中度は高いのではないかと自負しております。また、みなさんご自身が価格の予測をやりやすくするためにお手伝いする意味も、この情報誌を通じて行いたいと思います。
みなさんが、価格の予測をよりやりやすくするために発行するのが、これからのコモディティー・インテリジェンスの仕事です。

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